原発事故後の高校の実情/母校を知らない在校生

原発事故による被害の実情は、私自身も一つ一つ聞いたり確かめたりしないとわからないことが山ほどあります。

131028サテライト校

あらためて避難地域の県立高校の実情を教育庁高校教育課に聞きました。

避難地域からの8つの高校は県内のほかの地域にサテライト校として存続しています。

これらの高校の2010年5月1日時点の生徒数は2,393人でした。それが今年10月1日現在では877人。36%あまりです。

それぞれの高校を見てみると、双葉469→64(13.6%、いわき明星大)、浪江312→39(12.5%、本宮市・本宮高)、浪江津島53→34(64.2%、二本松市・安達高)、富岡326→183(56.1%、福島北高、猪苗代高、いわき明星大、静岡県・三島長陵高)、双葉翔陽340→73(21.5%、いわき明星大)、相馬農業飯舘88→51(58%、福島明成高)、小高商業217→148(68.2%、原町高)、小高工業588→285(48.5%、南相馬サッカー場)、と様ざまです。

生徒のなかには、避難する家族のもとからではなく、サテライト校に近い宿泊施設から通わざるを得ない場合もあります。

こうして学校の存続が危ぶまれているのが現実です。今の3年生は、2011年4月入学ですから、「ほんとうの」母校の校舎を知りません。

131028柴崎教授

夕刻には、県議団として、柴崎直明・福島大教授に来ていただき、地質学の立場での原発汚染水問題での課題について問題意識を聞かせていただきました。


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