条例見直し検討会/側溝問題/サークル活動と「営利」

130726条例検討会

議員提案条例見直し検討会がありました。

議会内交渉会派以外も含めた全会派から構成する検討会での前回までにまとめた素案に対し、各会派からの意見の持ち寄り、および、国会での中小企業基本法改正に伴う県条例条文上のその反映のさせ方について議論しました。

私も含め、検討会としての素案を原案として確認しました。文言表現上のあれこれや、私だけが主張した「国の責任を条文上にも明記すること」が表現されていないことなど、100%の全会一致に至らない点はあるものの、最大公約数としてはまとめました。

あとは条例としての文章表現の点検をし、最終的に案として確定する段取りです。

県庁からいわきへもどり、相談があったある事業所へ。側溝にたまった土砂除去のことで、近くには保育所もあり、住宅地でもあります。日によっては、側溝からの異臭で食事もできないばかりか、会議もままならない、という状況です。

こうした相談は、震災直後の2年前からずっとあり、相談されるかたがたは「市としては、国が中間貯蔵施設を決めてくれないので、手を付けずにほっといてくれ、と言われるばかりだ」との受け止めです。

現実がそうだと私も思っています。あらためて市役所の原子力災害対策課へ行ったところ、土木課へ回され、「全庁体制でとりくみます」とのことでした。

130725釧路

【釧路市で】

その後、市教育委員会へ行き、参院選中にたずねた先で、「サークル活動が小名浜でできなくなった」と訴えられた件の相談。長年にわたるダンスサークル活動をしていて、会員以外にも参加を募り、高齢者が参加し始めて、会員以外のかたがたにも休憩時に水分をとってもらうのにペットボトルを提供する必要から500円の参加費を徴収することが、「営利目的」と判別できず、公的施設が使用できなくなった、とのこと。

130723弟子屈町役場

【弟子屈町で】

果たしてこんなことが議員への相談を受けて行政に伝えなければならないのか、と思わざるを得ないし、市民活動を支える行政窓口の裁量さえ奪ってしまっているのは、いったい誰なのでしょうか。「行革」を叫ぶ連中以外にいないのですが…

きのうまでの北海道視察先での質疑の様子の数枚。

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