きょう最初にたずねたのは福井県庁。「児童生徒の体力・運動能力向上」のとりくみについて、教育庁スポーツ保健課参事から説明を受け、また、「ふくいの教育」のDVDを視聴しました。
福井県では、08年調査開始以来、学力、体力とも全国トップクラスですが、体力・運動能力については、長年にわたる継続的とりhみ、指導にかかわる人たちの養成に加え、3世代同居率か高いことで「安心して帰れる家がある」とのことで、「特別なことはしていない」とのこと。
聞いてみないと分からないことがいっぱいあります。
石川県へ移動し、県立中央病院での周産期母子医療のとりくみを聞き、県庁では県の「高齢者の孤立化の防止」「地域の支えあいの体制づくり」の事業について聞きました。
県立病院での「いしかわ母子総合医療センター」では、小児外科を含めた医療体制の整備を進めていますが、なかなか大変です。福島県立大野病院での「事件」を受けての産科医確保の対応を聞きましたが、医療現場では、医師の責任だけでは済まない事態があり、医師が働きやすい制度面での環境整備を強く求められました。
県庁へ移動し、健康福祉厚生課から「安らぎのある地域社会づくりの推進について」、「高齢者の孤立化の防止」「地域の支えあい体制づくり」のとりくみを聞きました。
どこでもそうですが、市町村との緊密な連携がより必要な印象です。市町村の地域包括支援センターがこうしたとりくみを担うはずだと私は思うのです。