「子育て・健康・医療対策特別委員会」がありました。第12回です。
「子育て支援・教育・人づくり」、そして「県民の健康・医療・福祉対策」について、「主要事業の成果と今後のとりくみ」が、子育て支援担当理事、教育長、保健福祉部長から説明があり、質疑しました。
私からは、放課後児童クラブの運営費補助などの事業と、被災地の地域コミュニティ再生支援として居場所づくりを支援する放課後子ども教室推進事業について、一体的で継続的な事業とすること、同じく地域コミュニティ再生支援として地域全体で学校教育を支援する体制づくりを推進する学校支援地域本部事業についても、地域と学校をつなぐ種々の事業と一体化し、充実させることを求めました。
また、震災時に18歳以下だった県民の甲状腺検査について、希望者には毎年でも受診できる機器や人員の整備を検討すべき、と提起しましたが、県としては来年4月からの本格検査で20歳までは隔年、それ以降は5年ごとの検査について説明し、理解を求める、とのこと。
農作物の放射線モニタリングについては、土壌の放射線量測定を含め、出荷前、消費者の手にわたる各段階で体系的に検査するしくみを提起しましたが、現状で体系的に実施している、との答えでした。
さまざまな分野でまだまだ実態把握と監視と提起が必要なことを感じます。
各委員からも、子育て環境の整備、「日本一安心して子どもを産み育てられる環境」、医療人材育成などなど、活発な質疑でした。
夕刻には、県議団として、党県委員会と連名で「福島第一原発の停電と燃料プール冷却停止事態に対する緊急申し入れ」を知事あてにしました。