きょうは今年度最後の議会への補正予算案を受け、「交渉会派」の4会派による追加代表質問でした。一人の質問時間は30分です。
共産党は宮川えみ子県議が登壇。補正予算、避難者支援、復興住宅、産業・雇用創出、再生可能エネルギーと環境問題について、44項目の質問でした。
知事に対しては、避難者の現状についての認識と、現行制度では支援を受けられない避難者に対する必要な支援を、再質問・再々質問とただしました。
これだけの大震災、そして原発震災に見舞われ、これまでの法制度ではカバーできない事態が、2年たとうとしている今も目の前で進行していることは、誰の目にも明らかだと思うのです。
その点では、文字通り、「アウトロー」の支援策を自治体は国に求め、被災者の実情に応じて支援策を国に先んじて講じないとならないし、国は柔軟に迅速に対応しなければならない事態だと思います。
これが今、なかなか進まない実態です。とりわけ原発震災対応は、原因者としての責任をとる姿勢があいまいな国と東電には、さらにきびしく問わなければなりません。