自然エネルギー/小型化・分散化・多様化

『地域の力で自然エネルギー!』(鳥越皓之他5人著、岩波ブックレット)を読みました。

「世界的に見ても、日本の風土的な特徴となっているものばかり」として、「小水力、波力・潮力、地熱、バイオマス」の四つのエネルギーが、「さらに新しい可能性のある自然エネルギー」として取り上げられています。

これらの試みが、エネルギーという側面ばかりでなく、地域のコミュニティ内外の人間関係の新しい結びつきをつくり出す面もあることを示してくれています。

これを読んで引っ張り出した本が、池内了(さとる)さんの『私のエネルギー論』(文春新書、2000年刊)。

「このまま大型化・集中化・均一化の技術体系による大量生産・大量消費・大量廃棄の方式を続けるのではなく、小型化・分散化・多様化を基礎とした少量生産・少量消費・少量廃棄の技術体系へと転換しなければならない」と私も思います。

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