捕らえた獲物/未来を切り開く/対話とつながり

玄関を出ると、「ブ~ン、ブ~ン」と蜂が飛ぶような音がしたと思ったら、ピタッとその音が止まり、「ン?」と思ったら、ずいぶん前から玄関近くに巣を張っていたクモが、捕らえた獲物をクルクルと回しながらがんじがらめにしていました。

こんな様子はめったに見られません。

月曜朝は自宅近くで定時定点の街頭宣伝。きょうも地元の後援会員3人が出てきてくれました。後部座席から身を乗り出して手を振ってくれる若者。かつてあまりない声援です。別の場所でも若者が目立ち、いっしょに未来を切り開く気持ちが高ぶります。

小川地域で参院選の報告をかね、地元後援会員と訪問して歩きました。

チラシを毎回配布していて、話をすることは初めてのかたも多かったのですが、ねぎらわれたり激励されたり、心温まる訪問でした。

なかには、「子どもが医療関係で、あなたを応援している」、「母が共産党を応援していて、私もそう思っている」、「今回は共産党が伸びると思って応援した。これからも応援したい」、「あなたの母親と職場が近く知っていた。応援してる」と、地元のかたも初めて聞く話も少なからず、対話を通じた新たなつながりを築けました。

海水浴/磯遊び/バーベーキュー/海風

福島県民医連の厚生事業の一環としての海水浴がありました。

毎年の恒例行事で私も毎回参加しています。

ここ数年は「二見ヶ浦(ふたみがうら)」海水浴場で、この名は伊勢の二見ヶ浦に似ているからのようです。

ここは磯遊びが私も楽しみで、ヒトデはいっぱいいるし、チョコチョコと隠れたがるカニはいるし、引いた海水が満ちてくることをまっているイソギンチャクはいるし、小魚も泳ぎ回っています。

夏休みの子どもたちがこの磯で遊び回っている姿を見ているだけでも楽しくなります。

バーベキューはカニやホタテ、それに焼きそば、焼き肉、トン汁その他。大満足です。

すぐそばの知り合い宅によると、ちょうど畑から帰ってきたところ。とりたてのジャガイモ、ネギ、タマネギ、ナス、ピーマンをいただいてしまいました。

このお宅では、真夏でも扇風機を回す機会もなく、だいたい、エアコンもないそうです。網戸にしていれば海風で毎日十分に涼しいそうです。

「かけはし」配布/派遣村/生協ニュース/着替え

朝8時前から「かけはし」をご近所240軒ほどに配りました。

9時過ぎに自宅にもどった時は全身汗だく。

10時からいわき駅前で「いわき派遣村・なんでも相談会」。今回で8回目で、相談者はきょうでちょうど100人です。

駅前の気温表示計は37℃。

家にもどるとやっぱり汗だく。

少し休んでから、ご近所の浜通り医療生協組合員宅に「浜通り医療生協ニュース」を配布。なにせ外に立つだけで汗がにじみ出てきます。

家にもどるとやっぱり汗だく。

そんなわけできょうは3回、全部着替えました。

力強い励まし/生協病院/平和レストラン/小名浜港

けさの定時定点はバイパスと県道が交差するところ。

参院選公示前とくらべて、どこの場所でもしっかりと手を振っていただくかたがいて、「応援してるからしっかりがんばれ!」と力強く励まされるようです。ほんとうにありがたく思います。

きょうは小名浜生協病院に寄り、職員のみなさんにごあいさつ。ちょうど「平和レストラン」の日でした。職員の「平和委員会」の呼びかけで、毎月、各職場持ち回りで「営業」しています。収益は原水爆禁止世界大会への職員派遣費用などにあてられます。生協病院に固く根づく「伝統行事」のひとつです。

ちょっと小名浜港にも立ち寄ると、ちょうど遊覧船「ふぇにっくすJr.」が出航の時間でした。

定時定点/本とのつき合い/心の糧

けさも定時定点に立ちました。

地元の後援会員お二人が出てきていただけるので、欠かすわけにはいきません。

朝8時には営業開始の事業所のまん前なので、その5分前には終えるようにしています。

近所の事業所からの廃棄物収集を朝からしている車からの声援、毎回、身を乗り出して手を振ってくださるかた、クラクションを鳴らしていったくださるかた、いつもほんとうに励まされます。

ところでみなさんは、「本」とのおつき合いはどうされているでしょうか? 私の場合、「この本は必ずすぐに読むぞ」と決めた本を購入し、なるべくすぐに読むようにしています。

かつては、「これは読みたいなぁ」と思った本を買い続けていたのですが、これはダメです。なにがなんでも読んで自分の心の糧にしたい、とかたく思う本でないと、けっきょく「つんどく」ばかりです。家計的にもよくありません。

運転席の窓を開け/政治報道のありよう

けさは福島高専近くの街道沿いの定時定点。

その場所に近づくと、運転席の窓を開けて手を振っていただくかた。「あっ、おはようございます」とごあいさつしますが、ほんとうに力づけられます。

参院選挙結果を受け、党内でも率直な感想、意見を出し合い、次にどうつなげるか、とかんかんがくがくと議論しています。

「消費税増税にきっぱり反対の姿勢は共産党だけだが、有権者の多くは今の暮らし、とりわけ不安定雇用の問題に共産党がどう応えてくれるのか、伝えきれなかった」、「共産党の言うことがいちばん正しいが、党名のイメージが、と言う声に答えるには時間が必要だった」、「共産党が選択肢の埒外だった人たちから、日本に共産党の存在は不可欠だ、と聞かされた」、「増税の前にやることがある、というワンフレーズは、そのうち増税する、と言っているに等しいが、有権者にはかなり受けた」、「選挙結果はけっきょく、マスコミの事前予想のとおりで、そのマスコミはいったいどんな働きを政治的にしているのか」、などなど。

マスコミの政治報道のありようは、有権者の投票行動を強く規定することは間違いなく、そこに政治的意図が介在するなら、権力はマスコミがつくりあげ、マスコミが支える構図になりかねません。

担任の先生/お疲れさん会/アイナメ刺身

けさは小名浜の定時定点の街頭から訴え。医療生協の職員後援会員がいっしょでした。

手を振っていってくださるなかに、高校時代の担任の先生が!

実はこの1年間に2度ご自宅におじゃましていて、「朝、あそこで話している姿を見てるぞ」と言われていたのでした。今回初めてお顔を確認! ありがとうございます。

平地域のある党支部で、昼食をはさんだ「参院選お疲れさん会」がありました。敗戦前後の体験話、敗戦後の日本がたどった歴史をもっと学びたい、といった話、手作り料理の食材や料理法をめぐる話などに花が咲きました。

ところで夕べのわが家の食卓にはアイナメの刺身が並びました。妻が実家に野菜の調達に行ったところ、つれたばかりのアイナメをいただきました。

この魚の刺身を食するのは私はたぶん生まれて初めて。至高の食感と味。

きのう「梅雨明け」/訪問/真夏日/「がんばってね」と

東北地方はきのう「梅雨明けしたとみられる」と仙台管区気象台が発表しましたが、ここいわきは、きのうに引き続き、朝から日差しが強い一日でした。

きょうもお昼をはさみ、地元の後援会員のお知り合い宅をたずねて歩きました。平地域北部の農村部や、山を切り拓いた住宅地でしたが、緑が多い地域でもあり、さわやかな風がささやかに吹いてくれるものの、汗がにじみ出てくる暑さに違いはありません。

車で移動しましたが、車外気温の車内の表示は36度。まさかそこまでは、とは思いますが、30度を超えた真夏日であったようです。

「応援してますよ」、「がんばってね」と励まされる訪問でした。

訪問/意外な出会い/個性的な家屋や庭

地元の後援会員と「しんぶん赤旗」読者やサークル仲間などのお知り合いを訪問しました。

息子どうしが中学校時代の部活仲間だったり、親が医療生協のショートステイを利用されたかただったり、以前にまったく別なことでお会いしていたかただったり、私の高校同級生が隣組だったり、意外な出会いがあって楽しい訪問でした。

3連休で、首都圏からお子さん家族が帰省されているお宅もあれば、新聞がポストに入ったままでお留守のお宅も。

家屋の形も庭の様子も個性的な住宅街で、歩いているだけでも楽しく癒される思いでした。

ただ、日照りが強く、家にもどると汗びっしょりで、全部着替え。この時期はいつもこんな感じ。

憲法街宣/役員報酬ふやせば法人税減税

毎月第三土曜日は、「日本国憲法を守るいわき市共同センター」の市内いっせい宣伝日です。

小名浜では、いつものスーパー前で「浜通り医療生協九条の会」のみなさんといっしょに実施しています。

憲法上、税金は社会保障のために優先して使うことが要請されていること、税金の取りかたも、お金があるところから相応な負担を求めることが当然であること、消費税はお金がない人ほど負担が重い不公平税制であり、消費税は現実には法人3税の減収穴埋めに使われてきただけなのが実態であること、大企業の実効税率は、表面的には40%であっても、実際はさまざまな優遇税制により30%程度であること、今こそ憲法25条・9条を指針とした新しい政治をごいっしょにつくりましょう、と、概略そういう話をしました。

ところで、役員報酬が大企業にとっては「損金」で、役員報酬をふやせばふやすほど法人税が減税されるしくみになっていたことをご存知でしたでしょうか?

2006年5月から施行された新会社法が、役員報酬を「経費」としたため、税法でも役員報酬の損金算入への道を開いたんだそうです。それまで役員報酬は利益処分であって、税法上も「利益の配分」で、経費にはならず、損金不算入だったのです(『日本税制の総点検』勁草書房、08年刊)。

あした付けの「しんぶん赤旗」日曜版の「経済 これって何?」のコラム的な短文の解説のテーマがこれ。経済研究者の友寄英隆さんが執筆しています。

日産自動車のコ゜ーン社長の昨年度の年間報酬額は8億9100万円、ソニーのストリンガー会長兼社長が8億2550万円、大日本印刷の北島義俊社長が7億8700万円などと報じられましたが、「日経」紙の集計では、1億円以上の役員は288人だそうです。

「大企業役員のこうした法外な報酬は、法人税減税にも連動し、その穴埋めに消費税を増税する―こんな理不尽なやり方は、許されません」と友寄さん。