特別委/要望まとめへ向け/市と県の除染実施

県議会の「子育て・健康・医療対策特別委員会」がありました。前回までは執行部のこれまでのとりくみについての質疑で、今回は今年度の新事業を中心に説明を受け、質疑しました。

原発事故が私たちに何をもたらしたのかを踏まえた子どもたちへの放射能教育、食品による放射線内部被曝と食育、医師・医療従事者の養成と育成の具体的施策、学校での「防災教育」のありかた、除染やその技術の推進・普及、などなど、各委員から積極的な意見が次つぎと出されました。

執行部が退席後、執行部への要望をまとめるために、委員間の意見交換。ここでも、子どもたちが原発事故以前に近い環境で思いっきり遊べる施策の抜本的拡充、子どもや親たちが安心できるきめ細かな放射線測定と除染などの意見。たいへんに有意義な会議となりました。

委員会前には、控え室に矢祭町の宅地崩落地の調査と復旧助成の相談を受けていたかたが見えて懇談したり、避難指示解除準備地域となった南相馬市小高区に家があり、ちょっと前にも話をうかがった県農民連会長の亀田さんからその後の実情や要望をうかがったり。

特別委員会でも聞いたのですが、先日、いわき市四倉地域の県営住宅内公園で、放射性物質が付着して局所的に線量が高い所があることが分かっている件で、県有施設の除染については、市の除染計画にあわせて、県が実施する、とのこと。除染の前提は細ごまとした放射線測定です。担当部署に体験をふまえて要望しました。

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