増税閣議決定/庶民の実態を知らない

2年後の4月から消費税率8%、3年後の10月から10%に増税すると、野田内閣がきのう閣議決定しました。

食料品などへの軽減税率適用は見送り、法人税はいっそうの引き下げを検討するというわけです。

自民党以上に自民党的に変身した民主党の姿です。民主党は「自民党政治を変える」と言って政権についたのです。

自民党的になった民主党を、自民党は「自民党じゃないんだから自民党に政権をゆずれ」と言っているわけです。

およそ、私たち庶民、つまり圧倒的多数の主権者のくらしの実情・実態からかけ離れた政治は、終わらせなければなりません。

そのためにも、私たち自身が日本政治のもとでどんな状況に置かれてしまっているのか、お金持ちや大企業はどう優遇される状況になっているのか、やはり知らないといけないと思います。

事実に基づいた状況を知らされないまま、「とにかくみんなで負担しましょう」みたいな庶民負担増イデオロギーだけがたれながされる社会状況は、恐るべき事態です、