2月県議会が開会しました。
震災後の最初の予算議会であり、私も議会前から気が張った状態で臨んでいます。
知事の所信の冒頭で言った、「今もあの3月11日、そしてそれ以降次々と生じた様々な出来事が、鮮明に脳裏に蘇ってまいります」には、まったく同じ思いでした。
「発電所から放出された放射性物質は…今も県全域、県民全体が大きな影響を受け続けて」いるとも強調しました。
一般予算総額は、震災・原子力災害対応分7,255億円を含め、1兆5,763億5,200万円。
これが「復興元年」といえるお金の使い方になっているか、これを点検する仕事です。
本会議後、福島大学副学長・清水修二さんを講師に、議員研修会がありました。
テーマは「チェルノブイリと福島 差異と教訓」。
国土や国家制度の違い、農業のありようの違いなどをふまえながら、いま福島で、詳細な汚染地図の作成、長期的な汚染予想図の作成などを提言されました。