原発の闇

『原発の闇』(赤旗編集局著、新日本出版社)を読みました。

アメリカから日本に原発が持ち込まれた「源流」をたどり、その後の経過を追いながら、原発推進勢力の野望と実態に追ったルポルタージュです。

原発推進の歴史としくみは、電力業界や関連大企業をはじめ、原発推進の政治家や官僚・行政、専門家や一部のメディアが、みずからの利益のために、国民の命を危険にさらし続けてきた足跡そのものです。

「しんぶん赤旗」の政治部、社会部、経済部など編集局あげての調査・取材に基づくもので、超優良企業の電力会社をスポンサーとしてきた大手メディアにはおよそ掘り起こせないテーマなのではないでしょうか。

原発に固執する勢力はいまだ原発をあきらめてはいません。「原発ゼロの日本」を望むみなさんにぜひ手にとってほしい本です。

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