市役所前では震災後初めて、始業前の時間に街頭から訴えました。「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入」の国民的討論と合意をよびかける提言チラシをお渡しする宣伝行動の一環です。
某部長さんからは手を振ってごあいさつをいただき、高校同期や先輩などからもにこやかな熱い視線。職員ではないと思うのですが、正面玄関前でチラシを受け取り、私のほうへ近寄ってきてくれて両手を振って声援をおくる女性。みなさん、ほんとうにありがとうございます、心強いです。
「福島に原発はいりません、の署名をしました。取りに来てください」と党地区委員会に連絡があったかた宅をたずねました。小学生の2人の子どもがいるお母さんで、「こんなことになるなんて。原発はほんとうにいりません。ご近所に東電社員のかたがいて、事故後に謝りに来られたんですが、社員が悪いわけじゃないのに」と。
まったくそのとおりで、東電経営陣は、福島第二原発や、第一原発5・6号機の再稼動をあきらめていないように、社員の生活よりも、原発再稼動ばかりが優先されていることが重大問題です。
太陽光・太陽熱・中小水力・風力・地熱・バイオマス・海洋エネルギーなど、自然エネルギーを活かす技術開発を進めることで産業と雇用を拡大することはできるのです。
今年4月に環境省が発表したように、日本の原発発電能力の40倍を超す自然エネルギーの資源量がこの日本にあるんです。
「原子力発電はなくてはならない選択肢」という話も、「原発はなにがあっても大丈夫」という「安全神話」と一体で、国民の心に刷り込まれてしまっていることを見抜かないとなりません。
きのう、わが家の庭をノコノコとセミになる子が歩いていましたが、きょうは夕刻になってやたらとセミの鳴き声が多いです。ペロは窓際でそんな声を聞いている?