火曜日朝は小名浜での定時定点。きょうも地域と地域職場の後援会、医療生協の後援会から「旗持ち」に出てきてくれるみなさん。
なにより、出勤されるみなさんばかりか、ご高齢ご夫妻が手を振っていってくれる姿には心から励まされる思いです。
午前中は、滋賀県からボランティアで来ていただいているみなさんといっしょに、雇用促進住宅に入居(避難)されているかたがたを訪問しました。
なかには、「震災後、訪問してもらったうえに、話を聞いてもらうのは初めて」という家族。親子で仕事を失い、障害者の妻、認知症の母をかかえ、今後の暮らしの展望が見えないことが最大の悩みです。
ここを出なければならなくなれば、津波に飲まれた地元にもどれるかもわからないのに家を探さなければならない、母親の医療や介護の費用も考えなければならない、介護そのものをどうするかも考えなければならない、そのためには失った仕事をこれからどうするかを考えなければならない、こんなことがあと2年で出ていかなければならない私の立場だ、というわけです。
「こうした愚痴を聞いてもらっただけでもありがたい、こうした声を活かす政治にしてほしい」と、ほんとうに、ほんとうに、切実です。「これまでの政治は、こんな声など聞く気もなかったと思う」と。
あるお宅であれこれ話をしていたら、私の妻のお母さんの弟のお連れ合いのお姉さんだったり。
「入居者以外は原則立入禁止でしょ」という話から始まった若いお母さんは、原発事故問題で話がとどまらなくなり、「自民党にはあいそをつかしていたし、民主党にもまったく期待はしていなかった。原発が今どうなっているかの政府情報は信用できる状況にない。こうして話を聞く共産党はもっとがんぱってほしい」と。
滋賀からのボランティアのみなさんは、彼女が住む地域の草刈をきのうしていたこともあり、感謝の言葉もかけられ、こうして歩いて心を通わせることの大切さを感じ入っています。