いわき新舞子ハイツをたずねました。
支配人の渡辺善男さんからお話をうかがいました。3月11日は老人会や社協のかたがたが企画された歌謡ショーの最中でしたが、津波が来る前に宿泊客を含めてすべてのかたがバスなどで避難することができたそうです。
建物への津波は、すぐ隣りを流れる滑津(なめつ)川から襲ってきたようです。流木が建物のガラスを割り、そこから流入した海水が大半かもしれない、とのこと。
フロアと同じ高さだった支配人室は、地盤の陥没で斜めになってしまい、いまは修繕して、フロアよりは十数センチは低くなっています。
建物内に入った海水は1階フロアの20~30cmぐらいで、床は全部張り替えてあります。壁の絵画類は無事です。
温泉設備などの復旧がこれからで、当面、住宅などの建設関係者の宿泊施設として使ってもらうようです。全面的な営業再開は秋口になろうかと思いますが、ホームページでお知らせはあると思います。