午前、午後、夕刻と、集まりと勉強会がありました。
午前中は震災後初めてになりますが、「東日本大震災・原発事故 被災者支援党員集会」。
いわき・双葉地区委員会の地域内で、原発事故のために避難生活を強いられている浪江(なみえ)町の馬場町議、大熊町の石田町議、広野町の畑中町議がみずから被災しながら、避難先の町民に寄り添う支援活動、いわき市内で地域住民や避難所のみなさんにおにぎりや味噌汁の炊き出しをしたり、相談を受ける活動、渡辺市議が漁民のみなさんと生活再建のために活動している報告は、日本共産党ならでは、と心から思います。
午後は福島県弁護士会いわき支部有志の原発事故をめぐる勉強会に参加させていただきました。原発事故による補償は、法律的にもかつてない事態が寄せられています。
夕刻には、私が代表をしている「いわき市原発の安全性を求める会」と「原発の安全性を求める福島県連絡会」の共催で「東日本大震災・原発震災緊急報告会」。
県連絡会代表の早川篤雄さんのあいさつ、原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さんの「復興にあたっての浜通りの課題」の提起、きょうのメインの安斎育郎・立命館大学名誉教授による「放射能 そこが知りたい」の講演、そして尽きそうになかった質疑応答がありました。
ジャーナリストの江川紹子さんが取材で来ておられ、「原発被災地には、普通に花が咲き、畑も耕されているのに、人がいない、これが原発被災なのか、と衝撃を受けた」と語る姿が印象的でした。
私の閉会あいさつでは、放射能放出による被害の補償は東電と国によって全面的に実現させなければならないこと、被災地の復旧・復興に向け、被災者いちがんとなって、心ひとつにいっしょにがんばろう、と訴えました。