2年前(2007年)の7月、「今の憲法は占領時代に、連合国軍総司令部が日本に押し付けた」と主張する当時の安倍晋三首相が、「改憲」を前面に掲げて参院選に臨み、自民党は大敗、参議院は「与野党逆転」しました。
今年(2009年)8月、国民は自民・公明政権ノーの審判を下し、それまで野党第一党だった民主党がその受け皿とみなされ、ついに政権交代が実現しました。自民党を退場させたこと自体、日本の政治にとっては画期的な前進です。
憲法が全面開花する政治が望まれます。民主党中心の政権が国民のこうした願いを実現してくれるでしょうか?
今回の総選挙の民主党マニフェストを見ると、「現行憲法に足らざる点があれば補い、改めるべき点があれば改める」、「2005年秋にまとめた『憲法提言』をもとに…慎重かつ積極的に検討していきます」とあります。これって、改憲するってこと?
あらためて日本国憲法ついて、これからぜひいっしょに学びたいと思います。