朝6時半には36.3度だったものの、その後はずった37度台、夕刻にはついに38.1度まで上がりました。いやはや、またどうなることやら。血圧はいたって正常。
さて、「朝日新聞」(9月28日)12版15面の本庶祐(ほんじょ・たすく)さんのインタビュー記事に感銘。政治家としてまっとうな「学問観」や「教育観」のかけらもなさそうな自公政権への痛烈な批判です。「政府のプロジェクト施策のように、5年間で何かをやる、というのは間違っています。5年でできるとわかっていることはたいしたことはない。種をいっぱいまかないと、どれが芽を出すか、わからないし、芽を出しても、枝が出るか、花が咲くか、さらには実がなるのか。基礎研究に幅広くたくさん投資することです」。「大学院の授業料は無料にすべきです。財務省は受益者負担の原則をいい、教育を受けた者が受益者だから負担しろといいます。とんでもない間違いです。受益者は国であり、国民です。知の人材を育てることこそが、国にとって一番重要なことのはずです」。
小柴さんの「夢の卵」を思い出します。