けさの「しんぶん赤旗」1面トップに「安倍政権狙う 医療・介護改悪一気」。国民が権力を縛る最高規範としての日本国憲法は、25条2項で、社会保障の「向上及び増進」を命じています。
実際には、歴代自民党政府のもと、その正反対の「低下及び減退」、つまり憲法違反の政策が堂々とまかり通っています。
医療や介護など、その制度に日常、身近に「お世話」にならない人びとは、「低下及び減退」には気づきませんから、いつのまにか目の前にある制度が現実です。その「現実」から見ると、不公平に見えることがあり、ここに、権力の「公平」の理屈がまかり通る余地があります。
次つぎと「低下及び減退」という憲法違反をおかしておいて、その「低下及び減退」させたものを「基準」に「公平」を言い募る。権力による 洗脳の常とう手段なのかもしれません。現場から、地域から、基礎自治体から、打ち返さなればなりません。