きょうは第87回メーデー。働く者の祭典です。
私は働いていないので(?)、じっとこらえて自宅を根城にまだ療養暮らし。
ネットで全国のメーデーの様子を見ていました。
首相は参院選を6月22日公示、7月10日投開票に日程を決めた、という情報も。
ともかくきょうのメーデーでも、「格差をただし、経済に民主主義を」が働く人の切実な声として響き渡っているはずです。
共産党は、アベノミクスによって歴然とした貧富の格差がつくられた現実を見据え、税金の集め方・税金の使い方・働き方の3つの改革・チェンジ、そのためにもアベノミクスの中止を訴えています。
税金の集め方で言えば、「負担能力に応じて」の応能負担原則に基づき、「増税するならアベノミクスで大もうけした富裕層と大企業に」が当然のこと。消費税10%への増税はきっぱり中止です。
税金の使い方で言えば、海外で戦争するための大軍拡はもってのほか。「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(憲法25条)に基づき、年金削減の中止、医療費の負担軽減、介護保険の負担軽減、介護労働者の待遇改善など、社会保障充実最優先に使います。また、認可保育所の建設促進で待機児解消を図り、保育士の賃金を引き上げます。
さらには、大学学費は10年で国公立も私学も半減。給付型奨学金を国の責任で創設します。
働き方で言えば、非正規から正規への流れをつくることが喫緊の課題。派遣法の抜本改正、「同一労働同一賃金」を法制化します。
また、中小企業への支援を強め、最低賃金は今すぐどこでも時給1,000円に引き上げ、1,500円をめざします。
さらに、残業時間の上限「年360時間」を法制化し、翌日の勤務まで11時間以上の休息時間を保障します。
参院選では、こうした当たり前の願いを実現させる選挙にしたいと思います。