布田川・日奈久断層帯、別府・万年山断層帯とともに中央構造線断層帯の名前が出てきたときから、「熊本地震」の中央構造線断層帯への影響は取りざたされていました。
17日付の「朝日新聞」(12版・総合2)が「今回、地震が起きている領域と重なる大分県の別府-万年山断層帯でも、この断層が動いた慶長豊後地震(1596年)で、前後数日に愛媛と京都で大きな地震が起きた記録がある」と書いていました。
【TBS系「ひるおび!」から】
18日に防災関係学会の代表がそろって記者会見した際、日本地震学会の加藤照之会長は、中央構造線断層帯への影響の可能性について「現状では評価はできない」としつつ、懸念を表明していました。きょうの昼の情報報道番組、TBS系の「ひるおび!」では420年前の慶長地震を取り上げていました。1596年9月1日・慶長伊予(愛媛)地震、9月4日・慶長豊後(大分)地震、9月5日・慶長伏見(京都)地震。
きょうも大きな「余震」が続いており、想定外を想定した具体的警戒が必要なように思います。【震度5弱以上の地震の震源の推移。北東へも南西へも。これも「ひるおび!」】