きょうも終日、知事申入れの文書の仕上げにとりくみ、夕刻前には執行部へ届けました。
知事選後の新しい知事への最初の申入れであり、「今しないと、延ばすほど追いつめられる」との思惑から、衆議院の解散・総選挙と同時並行で行なわれる議会への申入れともなり、そんなことも念頭に置きながらの文書作成でした。
午前中には、党の志位和夫委員長が、安倍首相の衆院解散表明を受け、東京・新宿駅近くで緊急街頭宣伝をし、党のホームページで生中継もあったので、文書作成作業を中断して県議団としても視聴。
ともかく、首相自らが、雇用は良くなっただとか、賃金も上がったなどと礼賛する「アベノミクス」のこの2年間の現実は、非正規労働者が123万人増え、正規労働者は22万人の減少。厚労省がきのう発表した9月の毎月勤労統計調査(確報)によっても、実質賃金指数は前年同月比3.0%のマイナスで、15か月連続の前年割れです。安倍首相は事実を偽って選挙に臨もうとする卑怯者と言わざるを得ません。
今の景気悪化は、アベノミクス円安による物価上昇に加え、消費税増税が引き起こした増税不況です。消費税増税は先送りでなく、きっぱりと中止させなければなりません。
増税するなら大企業・大富豪にこそ負担を求め、庶民いじめの消費税に頼らない政治に転換する選挙としなければなりません。
もちろん、原発再稼働、戦争する国づくりなど断じて許せません。