総括審査会/「緊急事態」中に収束などない/すれ違い

きょう、あすと総括審査会です。本会議や常任委員会で議論をつくせなかったこと、部局がまたがることなどについて一問一答方式で質疑します。

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質問時間は、会派持ち時間が交渉会派で20分、それ以外が10分、さらに質問者の会派人数割り当て時間を加え、自民党73分、民主・県民連合48分、未来ネット32分、共産党30分、公明党16分、みどりの風14分です。そのうえで各会派が質問者の人数を決めます。

きょうは、自民、民主・県民連合、未来ネット、共産、自民、民主・県民連合の順で6人が質問に立ちました。

私は、原発事故対応と県総合教育計画の2つにしぼった質問。

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県内原発全基廃炉について、「原発の潜在的核抑止力」論から政治的に脱すること、シビアアクシデントの存在という宿命的・致命的欠陥をもった軽水炉はただちに廃止すべきことの2つをあわせて政府に迫ることを県に求めました。

「質問とり」の経過で、全基廃炉には知事が「決意は揺るがない」と答弁しているので、知事は答弁に立たないことになり、企画調整部長は原発の潜在的核抑止力について「答える立場にない」とし、原子力に依存しない社会へむけ、その理念実現へ向けて全力でとりくむ姿勢を示すにとどまりました。

政府による原発事故「収束宣言」撤回にかかわっては、県自身が「収束へ向けた通過点に過ぎない」とする認識であることを前提に、震災直後からの「原子力緊急事態宣言」が発令中であることも確認し、国へ撤回することを求めました。事故は継続していることを前提に国は対応すべきなのであり、なのに、県はなぜか国に求める姿勢を示しません。

教育計画については、今回は私自身の主張に重きをおいたこともあり、教育長の答弁が質問とかみ合わなかったり、すれ違ったりして、私もたいへん消化不良でしたが、教育問題でまとまって議会で取り上げたのは初めてで、今後に活かしたいと思います。

持ち時間は1秒も残さず消化しました。

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