政党乱立/政党選択/日本が進む全体像

来週の12月4日に公示される総選挙では、政党が乱立するなかで、どういう政党なのかを見きわめないと政党選択ができない状況にもなっています。

政党を選択する場合、政党として、①日本の前途を見すえた綱領をもっているのか、②憲法、平和、民主主義を守りぬく姿勢を貫いているのか、③浮草のように議席ねらいだけで動くのか、草の根で住民と結びついているのか、④歴史で試され、歴史に責任を負うのか、は、きわめて重要なことと思います。

94年に8党連立で「非自民」政権ができたものの行き詰まり、97年には旧民主党を含めて15党が乱立しました。

3年前に誕生した民主党政権が行き詰まり、再び分裂・離党を繰り返して今回を迎えています。

日本維新の会はもともと自民党の地方議員らがつくった「大阪維新の会」が母体だし、未来の党も民主党から分裂・離党した「国民の生活が第一」が中心です。そのおおもとは自民党。

自民党型政治の枠内での離合集散が多党林立の姿です。

そしてなかには「卒原発」以外は白紙委任してちょうだい、みたいな政党もあります。

日本の進むべき道の全体像を示す政党をはどこなのか、見きわめてほしいと思います。

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