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生い立ち・・・6 | |
■京大卒業、法律の研究者をめざす さて、そんな学生生活のなかで、関心は日本国憲法とそれを活かす政治のあり方に向きました。自然のからくりを追い求めることへの関心が薄らいだわけではないので、進路についてはかなり悩みました。 悩み続けて卒業ということになってしまい、京都を離れて、政治の中心地・首都圏の大学法学部をめざすことにしました。 が、ことはそう簡単ではなく、2年間、都内の叔母や地域の共産党員の協力のもと、家庭教師をしながら勉強しましたが、うまくはいきませんでした。 ■日本民主法律家協会事務局へ たまたま地域で知り合った人から日本民主法律家協会事務局を紹介され、1年間、『法と民主主義』という機関誌編集にたずさわりました。その後出版社に就職し、「冤罪」「環境問題」など社会問題を世に問う仕事を著者たちとともにしました。 ■東京民主医療機関連合会(東京民医連)の「東京薬剤共同センター」へ いろいろな事情から出版社退社後、東京民主医療機関連合会(東京民医連)の「東京薬剤共同センター」へ就職、4年後には全日本民医連事務局にうつって機関紙・誌の編集にたずさわりました。 その4年後、浜通り医療生協専務理事から「ふるさとでいっしょに仕事をしよう」と声をかけられ、現在にいたることになります。 |
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■ふるさとへ 小名浜生協病院へ就職 小名浜生協病院の事務長は、病院内の事務部門の管理者ですから、経営数値・医療活動数値を把握し、どこがどうなっていて、どこにてこ入れするかを示すことが本来的な仕事のひとつです。 同時に、社会に働きかける民医連・医療生協病院の管理者として、社会保障制度のしくみ・現状・国家政策の動きと、これによる患者・職員への影響、ひいては国民全体への影響を知り、憲法が示す方向と、そこへ引き戻すための方策を示すことも重要な仕事だと思っています。 「ニュース」や研修会での資料、ときどきの医療制度勉強会や社会保障制度勉強会の資料、場合によっては平和学習会の資料などの作成もその一環のつもりです。 |
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