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県民のみなさんへ 　　総選挙の「供託金募金」　へのご協力のお願い

みなさん、解散・総選挙が早い時期にも行われるのではという、緊迫した政局を迎えています。 　日本共産党福島県委員会は、国政選挙での勝利をめざして、今年一月から新しく衆議院小選挙区の区割りに対応した五つの地区委員会に再編し、小選挙区すべてに候補者を擁立し、全力を尽くす決意です。 　 　来るべき総選挙で日本共産党福島県委員会は、比例代表選挙で一〇万票以上、小選挙区でも議席を争える得票を目標にしています。 　いつ実施されようと、すべての選挙区に候補者を擁立し、国民本位の政治の実現めざし、全力を尽くします。 　みなさんの大きなこ支援、ご協力をお願いするものです。 　みなさん、総選挙で得票増と議席増を勝ち取るためには、選挙の仕組みから小選挙区単位の活動を日常的にすすめ、候補者を擁立することがどうしても不可欠になっています。 　日本共産党は、「小選挙区制比例代表並立制」の選挙制度になって三回、すべての小選挙区に候補者を擁立して奮闘してきました。 　しかし、候補者擁立そのものに大きな障害があります。それは一人三〇〇万円の「供託金」です。 　 　政党がすべての小選挙区に候補者を擁立すれば、三〇〇選挙区で九億円という、とてつもない資金を事前に準備しなければなりません。県内だけでも五選挙区で一五〇〇万円になります。 　そもそも衆議院小選挙区候補者三〇〇万円、比例代表候補者六〇〇万円、という世界一高い「供託金」で国民の「被選挙権」を制約しているのは日本だけです。これ自体が不当なものです。 　九三年に細川内閣が「金のかからない選挙」「政治改革」を看板に「小選挙区比例代表並立制」導入と併せて「供託金」を一〇〇万円から三倍の三〇〇万円に引き上げたためです。 　日本共産党は、今の制度が実施されて以来、国民のみなさん一人一人からの募金をお願いし、九六年総選挙前には、全国で九億円、県内で一五〇〇万円の「供託金募金」をお寄せいただきました。 　 　しかし、三回実施された総選挙の結果によって、残念ながら「供託金」没収の選挙区もあり、来るべき総選挙に必要な　「供託金」　の準備そのものが大変難しくなってきました。 　企業団体献金、政党助成金を受け取らない唯一の政党として、総選挙ですべての小選挙区に立候補し正々堂々とたたかうために、あらためて県民のみなさんに　「供託金募金」　へのご協力をお願いし、県民のみなさんとともに力を合わせて総選挙に立ち向かいたいと思います。 　みなさん、今、「政治と金」の問題が国民の政治不信を広げています。 　毎年、国民の常識では考えられない多額の　「企業団体献金」と憲法違反の「政党助成金」で、政治活動の大半をまかなっている、自民党、民主党、公明党、社民党では、国民の苦しみや願いに応えることは出来ません。 　政治評論家の宮崎吉政さんは東京都議選の結果にふれて、「二大政党に対抗できる能力と資質をもった日本共産党が四つの政党の一角で引き続き行動する基盤を獲得した。他の党が軒並みもらっている『政党助成金』を拒否し続けながら、街頭行動にまい進している。私はここに政党の原点である明治の自由民権運動の姿を重ね合わせています」　と期待の声を寄せてくれています。 　 　みなさん、日本共産党は、「国民の苦難の軽減をはかる」ことを立党の精神としてこれまで全力をあげ、平和でも戦前の弾圧に屈せず命がけで侵略戦争に反対し続けたただ一つの政党です。 　 　自民、民主ともに主張している憲法改悪、消費税大増税に見られるように「二大政党制、つくり」は国政の「オール与党」　に他なりません。 　 　憲法九条を守り、平和と民主主義が生かされ、国民が主人公の政治の実現めざす、日本共産党に大きなご支援をお寄せいただくとともに、「供託金募金」　へのこ協力をお願いするものです。 　 　2005年7月11日　　　　　　　　日本共産党福島県委員会 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　郵便口座による振り込みの方は、下記の口座にお願いします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　02170−9−7743　加入者名・日本共産党福島県委員会

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