県議会奮戦記　>>>　金山町における土砂災害の対策についての要請

金山町における土砂災害の対策についての要請

２００７年２月１５日 福島県知事 　佐藤 雄平　様 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本共産党福島県委員会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国政対策委員長　宮本しづえ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本共産党福島県議会議員団 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　団　長　神山　悦子 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幹事長　長谷部　淳 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本共産党会津地区委員会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　県政対策委員長　原田　俊広 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本共産党金山町議会議員　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青柳　精一 　　　　　　　　　　　　　　　　　　金山町における土砂災害の対策についての要請 　大沼郡金山町小栗山地内において、２月７日午前２時頃に発生した地滑りは、長さ約４００�b、幅約７０�bにもおよび、住宅２棟と非住宅２棟のあわせて４棟が全半壊に至り、同地区内の町道が交通不能となるなどの大きな被害が出ています。また二次災害の被害も心配され、１２世帯２５人の方々が避難生活を強いられています。 　わが党は、１０日午前に現地に被害調査に入り、同町の長谷川律夫町長より「早期の交通解放と災害の復旧と安全対策」についての要望を受けるとともに、被害現場に足を運び、同地区の区長、および現場作業員などからも状況などについてうかがってきたところであります。 　また日本共産党衆議院議員で災害対策特別委員会委員の高橋千鶴子議員に対して直ちに政府としての対応も要望したところです。 　つきましては、以下の項目について緊急の対策をとられることを要請いたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記 １、金山町が危険想定区域として避難指示を出している地域の住民の安全を確保し、二次災害を防止するためのあらゆる緊急の対策を緊急に講じること。 　同時に、地域住民の安全確保に日夜を分かたず努力している同町と同地域住民に対し、県として可能な援助を行うこと。 ２、同地区は地滑りの危険箇所が集中している地域であり、雪解けや降雨などによって、これからも災害の起こる危険性が高いとみられており、同地域住民の不安は今回の災害でさらに強くなっています。 　同地域をはじめとして、土砂災害につながる監視体制を強めると同時に、原因究明につながる調査活動を行い、本格的な復旧工事とともに、災害防止対策を徹底してすすめること。 以上

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