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かけはし >>> 2009年1月2〜3日街頭演説

2009年1月2〜3日街頭演説
 新年明けましておめでとうございます。

 ご紹介いただきました長谷部あつしです。

 昨年は、いわき市議選で大きなお力添えをいただき、日本共産党の四人全員を当選させていただくことができました。ありがとうございます。

 今年は、間違いなく総選挙があります。

 自民党・公明党の麻生政権は、内外の問題に何一つ対応できなくなっている末期状態、漂流状態といっていい状態です。国民の生活よりも、アメリカ言いなり、財界中心という二つの政治悪にしがみつく姿勢を変えられないからです。

  今日本の政治の流れは、大きく見て、そして簡単に言うと、二つに分けられると思います。
 アメリカの言うことには付き従い、そして国内では大企業に指図され通信簿をつけてもらって献金を斡旋してもらう自民・民主という二大政党の流れがひとつです。もうひとつは、アメリカに対しても、大企業に対しても、自由に堂々とモノが言える共産党の政治の流れです。

 いったい、どちらの流れが政治の中身を変えることができるでしょうか。ルールなき資本主義をルールある経済社会の日本にする、アメリカ言いなりの政治を正して、憲法九条を社会に活かし、平和を主体的に発信することができる日本にする、それができるのは日本共産党です。

 今年の総選挙では、この日本共産党を大きくしていただいて、日本の政治の中身を切り替える、その第一歩にしようではありませんか。
 
 ルールなき資本主義の象徴のような出来事が今私たちの目の前で起きています。非正規労働者をはじめとした解雇の嵐です。こんな事態になったのは、財界の言うがままに、労働法制を規制緩和してきたからにほかなりません。1985年に業種を限って導入された労働者派遣法は、99年、共産党だけの反対で、派遣労働が原則自由化されてしまいました。これが現在の派遣切りの引き金となりました。

 大企業を中心に、景気のいいときは正規労働者を非正規に置き換えてコストダウンを図ってもうけにもうけて内部留保をため込み、、景気が悪くなると非正規労働者を真っ先に切り捨てる。まさに人を人とも思わず、単なる使い捨てできるモノとしての扱いです。

 こんなことが許されるものではありません。

 日本共産党が、10年前に指摘したとおりの事態になってきているわけです。まさにこれは、「政治災害」といっていい状況です。

 そして労働者が立ち上り、こんな無法は許さないたたかいが始まっています。

 日本共産党は、このたたかいに連帯し、社会的連帯の輪を広げ、ルールある経済社会を皆さんとごいっしょにつくりたいと思います。

 75歳という年齢で人を差別し、病気になれば手間ひまがかかり、認知症が多く、どうせ死ぬ人たちだ、という考え方を元に出来上がっている後期高齢者医療制度もそうです、

 「効率よい」医療経営や医療費削減が至上命題で、要するに命よりもカネを優先させる新自由主義的考えに基づくものです。

 もともとこの制度は、2000年11月、自民、公明、民主、社民が健康保険法改定の際に、共同で国会に提出した「付帯決議」にそって作られた制度です。

 この制度が昨年4月に開始されるや、年金天引きや差別医療への怒りは燎原の火のごとく全国に広まり、6月には野党が一致して廃止法案を提出し、参議院では可決、現在は衆議院で継続審議となるまでになっています。
 これも、国会の中では少数でしかなかった日本共産党の指摘どおりに事態は動いているのです。

 麻生内閣が右往左往して手が打てない事態に立ち至っているのも、国民のくらしの実態や気持ちが読めず、相変わらず財界中心、アメリカ言いなり政治を変えようとしないからです。

 景気対策と総選挙の目玉にしようとした2兆円の給付金はいまや目玉どころか内閣の致命傷です。
 「選挙の顔」のはずの麻生さんはいまや「選挙ができない顔」です。
 
 国民の暮らしを現実に守るため、党略に走らずに最大限の努力をする、そして国民のたたかいで解散・総選挙に追い込み、日本共産党を大きくしていただいて、ごいっしょに政治の中身を変えましょう。

 日本共産党はこのいわきでは、今度の総選挙は比例の選挙に絞って選挙に臨みます。比例代表選挙で、日本共産党と書いていただく選挙です。

 みなさんの日本共産党へのご支援、そして今年一年、みなさんが健康で過ごされることを心から祈念し、街頭からの訴えとさせていただきます。

 ありがとうございました。
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