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かけはし >>> 理不尽な「継続」と「不採択」

 理不尽な「継続」と「不採択」
6月議会では、議会に寄せられた県民の願いが、またもや踏みにじられる事態となりました。

 私たちが紹介議員となった請願が、不採択とされたり、「継続」扱いとされたりしてしまったのです。

 不採択とされたのは、昨年9月議会から継続とされていた県に対する請願で、県立高教組から出されていた「県立学校に勤務する定数内常勤講師数を縮減し、正規の教諭の採用を増やすこと」を求めるものです。

 県教育委員会はこの請願に対して、「定数内常勤講師の数は、極力抑えるべきものと考えておりますので、今後とも一人でも多く、教諭の正規採用に努めてまいる」と意見をそえているにもかかわらず、です。

 現場の教師の声に、県も努力する姿勢を示しているのに、議会がなぜこの請願を葬らないといけないのでしょうか。

 「継続」とされたのは、ひとつは、今議会ですべての会派が取り上げた障がい者施策にかかわって、国への意見書提出を求める請願。障害者自立支援法の施行にともなう諸問題を解決することを求めるもので、県社会保障推進協議会から提出されました。

 現場から出ている問題を受け、障がい者の自己負担を応能負担にもどすことと障がい者福祉事業予算の大幅な増額を求めるものです。

 もうひとつは、医療現場の実情をふまえ、安全でゆきとどいた医療・看護を提供するために、医師・看護師などの人で不足の緊急改善を求めるものです。県医療労働組合連合会から出されました。

 議長・副議長と交渉会派で構成する政務調査審議会で審議したというのですが、今議会で採択しない理由が示されないまま、「継続」扱いとされました。

 要望の内容ではなく、紹介議員が誰かによって判断されてしまう実態が、またあらわになりました。
 
 実情に基づいた世論を議会内外で大きくすることとともに、来年のいっせい選挙で日本共産党が躍進することが決定的なカギだと思います。
 
 
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