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かけはし >>> 2006年3月18日記 議会・・・06年2月議会(2月15日〜3月17日)報告 |
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06年2月議会(2月15日〜3月17日)報告 |
1 来年度予算案など99件の知事提出議案審議 ・ 日本共産党を除くオール与党は賛成討論なく賛成 ・ 議員定数は58人(現在欠員2人)。与党54人、野党は2人。 与党は自民党33人、県民連合16人(民主7人、無所属6人、社民3人)、公明3人、改進の会1人、無所属1人 ・ 私たちが反対した議案は予算、人事委員会勧告を受けた条例8件、職員定数削減条例2件、航空会社に大盤振る舞いを続ける条例、廃止する県立病院を認める条例の計13件 ・ わが党の反対討論に対し、(ほんとうかどうかは別として)「そのとおりだ」(社民議員)、「気持ちよく討論していたなぁ、圧倒されて賛成討論などできない」(自民議員)、「ぼろくその反対討論だけで、賛成討論がないのは複雑な気持ち。公務員の話は胸にジーンときた」(県執行部)、「数字は共産党さんが正しいと思うので、討論の原稿をいただけないでしょうか」(民主議員) 2 議会中に体験したエピソード ・ 「トラハイやダムの予算を削れとは言わないが」と自民議員が一般質問の再質問中にぽろっ、とホンネ ・ 私が一般質問で明らかにさせた100%落札率がぞろぞろ並ぶ警官制服入札の資料を、総務委員会で自民議員が請求 ・ 常任委員会で前議長の自民党県連副会長が「福島空港は今後、県政のお荷物になるのではないか」 ・ 同じく自民議員が「なくなった話と思っていたが、首都機能移転のためのお金はいったい何に使うんだ」 ・ 県立病院廃止を認める条例に、労組員とともに「反対してほしい」と要請に来た社民議員は、採決で反対せずに3人そろって退席 3 予算の規模と中身 ・ 8,709億円。9,000億円をきるのは1993年以来。 ・ 13年前との様変わり。 ◎歳入での借金(県債)の割合 6.1%(513億円)→12.2%(1,062億円) ◎歳出での借金返済(公債費)の割合 8.3%(700億円)→14.7%(1,284億円) この比率は、民生費(9.3%、808億円)と衛生費(2.0%、172億円)を合わせた比率の1.3倍、額にして300億円多い ◎教育費は▲148億円、人件費は▲78億円 ・ この原因は90年代半ばからの大型公共事業偏重の財政運営。これにメスを入れないで、安上がりの公共サービス、職員削減・給与削減で乗り切ろうとする姿勢。 ・ 温存される大型事業とムダづかい ● トラハイ(あぶくま高原道路)には50億円、この1本の道路に県全体の道路事業費の9.1% ● 小名浜人工島には今年度(11億8,800万円)と同規模 ● 首都機能移転対策事業にも1,500万円 ● 福島空港は航空会社に空港使用料減免の大盤振る舞い 93年供用開始から05年度までの管理費72億円に対し、空港使用料をまけてあげて使用料収入は38億円、そのうえ「利活用促進」と言って01年度からでも9億円支出 来年度予算は管理費5.4億円、使用料収入1.2億円、利活用促進支出1.9億円 4 求められる施策 ○ 国民健康保険料、介護保険料をだれでもが支払える料金に市町村が引き下げられる財政支援、とくに低所得者対策の充実 ○ 障がい者自立支援法に基づく「応益負担」による負担の減免策などの市町村支援 ○ 重度心身障がい者入院時食事代助成制度(昨年10月廃止)の復活 ○ 子どもの医療費無料化を義務教育終了まで拡充 ○ 高校授業料免除制度の拡充 ○ 妊産婦健診の無料化 などなど 以上 |
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