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かけはし >>> 2005年 >>> 2005年6月1日記 原発・・・県もいわき市も最終処分地にはならない

県もいわき市も最終処分地にはならない
 5月24日の政調会で、私は高レベル放射性廃棄物処分場問題で県の姿勢をただしました。この件では、23日に原発の安全性を求める福島県連絡会が県へ申し入れをしていました。

 というのも、旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃、現・核燃料サイクル開発機構)が、1980年代にこの最終処分場の候補地を選定するために県内22市町村を調査し、16市町村を「適正地区」と報告していたことが明らかになったからです。

 高レベル放射性廃棄物は、原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出した残りの廃液で、数千年以上もの間、人間環境から隔離しなければならないものです。これを300m以上の深さの地下に保管しようというのが政府の方針です。この方針に基づき、処分場の実施主体の原子力発電環境整備機構(NUMO〔ニューモ〕)が全国の市町村を対象に公募しています。

 県は、知事が2000年6月、前月に国会で成立した高レベル放射性廃棄物の処分法にかかわって、県が処分施設を引き受ける考えがないことを表明しており、その立場にいまも変わりはないものと考えている、と答弁しました。

 25日には、「適正地区」に含まれているいわき市に対し、いわき市原発の安全性を求める会が申し入れ、私と4人の市議団も参加しました。市側は、市民生活の安全・安心を確保する立場から、2002年に応募しないことを意思決定しており、その立場に変わりがないことを明らかにしました。
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