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かけはし >>> 2005年 >>> 2005年5月9日記 九条・・・9条2項の重要な意味

9条2項の重要な意味
政府はこれまで、自衛隊は憲法9条2項の「戦力」にはあたらないから合憲だ、と説明してきました。

 合憲の存在を認めるために改憲するというのは、これまでの説明は国民をだますためだった、ということを正直に語っているのではないでしょうか。そして改憲を許すことは、そのごまかしを許してしまうことではないでしょうか。

 問題は、9条2項を直して、自衛軍を憲法に書き込むことが、たんに自衛隊の現状を憲法に書くだけにとどまらないことです。
 
 「自衛隊は戦力でない」という説明から政府は、つぎの三つの結論を述べていました。

@ 武力行使の目的を持って武装した自衛隊を海外派兵することは許されない

A 集団的自衛権は許されない

B 武力行使をともなう国連軍への参加は許されない

 憲法に自衛軍を書き込んだとたんに、この三つの「歯止め」はなくなり、どんな形であれ海外で武力行使をすることが可能となり、日本を「海外で戦争をする国」につくりかえる道を開くことになります。

 「憲法9条を変えること」は実は、「日本を海外で戦争をする国にするために、憲法9条を変えること」です。

 自民党と民主党は、この9条にねらいを定め、改憲をきそっています。「戦争をするため」とはぜったい言いません。

 改憲のねらいを見抜き、この改憲のくわだてをぜったいにやめさせるため、「9条守れ」の大きな世論を広げましょう。            
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