かけはし　>>> ２００４年　>>>　2004年12月24日記　首都機能移転・・・「首都機能移転」が消えた？

「首都機能移転」が消えた？

12月13日、12月定例県議会は常任委員会の企画調整部審査でした。 　自民党のある委員が、「これまで首都機能移転のために蓄積したノウハウを、今後はどう生かすかの方向に行くこともあるのではないか」と、首都機能移転事業の幕引き役を引き受けるような質問をしました。執行部は、「粘り強く取り組んでまいる」と従来の答弁でした。 　私はこの関連で、「県のホームページのトップページから、首都機能移転の文字がなくなっているいきさつはどうなっているか」と聞きました。 　担当者は「私もあとで気づいた。県政広報グループが限られた画面でトピックスを選んだ結果だと思う」との答えでした。 　実は、「首都機能移転」の文字が県ホームページのトップページから消えていたのは11月中ごろ。これを念頭に、12月10日の一般質問では知事に中止の決断をせまりましたが、｢粘り強く取り組んでまいる｣答弁に変化はありませんでした。 　委員会で直接的にこの質問をしたためか、ホームページには首都機能移転の文字が復活してしまいました。こういうのをやぶへびというのでしょうか。 　かたや現在の首都では、省庁建て替えに1990年からだけでも8000億円を超えるお金が使われ、来年からは国会議員会館を建て替える計画が進められます。そして県は｢首都よ来い来い｣といままで7億円以上を支出しています。いいかげんにすべきではないでしょうか。

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