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かけはし >>> 2004年 >>> 2004年12月13日記 イラク派兵・・・「軍事最優先国家」を露骨にする小泉内閣

「軍事最優先国家」を露骨にする小泉内閣
 12月9日、小泉内閣は、イラクへの自衛隊派兵の1年延長を強行しました。翌日10には、自衛隊を、専守防衛ではなく、海外派兵型に転換する「多機能弾力的防衛力」構想を新「防衛計画の大綱」で打ち出しました。

 これほどまで最高法規の憲法をないがしろにし、自らが「憲法上の制約」といって「専守防衛に徹する」立場を説明なしに投げ捨てる政府があるでしょうか。

 県議会開会中に、自民党のある県議が私に、「あの小泉だけは許せない」と言って怒りをあらわにしていましたが、まったくそのとおりです。

 イラク戦争に賛成したのは、国連加盟国191か国のうち49か国で、そのうち軍隊を送ったのは37か国でした。そしてスペイン始め8か国が撤退し、オランダを始め7か国が撤退を表明しています。残るは22か国。191か国62億人のうち、軍隊を送る国の人口はついに7億人、世界人口の9分の1にすぎず、日本はいまや、アメリカとともに、世界で孤立するばかりです。にもかかわらず、小泉首相はあいも変わらず「国際社会の協調」と言い張っています。

 首相が言う「国際社会」が、アメリカ政府であることを多くの国民がすでに見抜いているのにぬけぬけと言い続けるうえに、自衛隊の仕事はこれからは海外活動だと言うのです。

 けっきょく、憲法9条をなくしてしまったとすれば、その先の日本は、小泉首相が望んでいるこの道を突き進む社会にほかなりません。

 いよいよもって私は、憲法9条をこの地球世界全体に生かすことと、自民党政治とその亜流政治をきっぱりと清算する時期を早めないといけないと思います。
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