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かけはし >>> 2004年 >>> 2004年4月12日記 イラク派兵・・・衛隊はイラクからただちに撤退せよ!

自衛隊はイラクからただちに撤退せよ!
 4月8日、イラクで民間の日本人3人が人質にされ、自衛隊撤退の要求を受け入れないなら殺害すると脅迫する事件が起き、私も強い衝撃を受けました。この脅迫自体、絶対に許されるものではありません。

 私が驚いたのは、その状況も、人質にした相手の正体も、ましてその相手との接触もできないのに、小泉内閣は、自衛隊の撤退はしない、という態度だけは早々と明確にしたことです。政府の行為によって、日本人の命が奪われようともかまわない、というに等しい態度と言わなければなりません。

 私はこの「かけはし」で昨年6月、日本は世界へ平和を発信すべき立場にあることを訴え、8月には自衛隊をイラクへ派兵する「イラク特措法」成立にきびしく抗議し、12月議会では、知事へ自衛隊派兵をやめさせる立場をはっきり示すべきだと迫りました。

 今回の事件は、自衛隊派兵が人道支援を妨害するばかりか、ボランティアの人たちの命を危険にさらすことを示しました。そのうえ、自衛隊の宿営地が砲撃の標的になるなど、イラク全土の戦場化をおしすすめるのが自衛隊派兵のはたらきであることを明らかにしたと思います。

 自衛隊はイラクからただちに撤退すべきです。
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