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かけはし >>> 2004年 >>> 2004年1月9日記 県政・・・大型公共事業は「推進」と知事 

大型公共事業は「推進」と知事
 「ムダ使いの大型公共事業はきっぱりやめて、福祉・介護・医療・教育に軸足をおいた県政にしよう」、これが多くの県民の願いであり、昨年県議選での私の公約でもあります。

 ところが、今年の知事の「年頭所感」でもこうした願いは聞き入れられていません。「あぶくま高原道路」も「小名浜人工島」も推進することを明言、「首都機能移転」も「粘り強く」取り組むとしています。

 一方で、昨年の質問で求めた、30人学級の全学年への拡充、市町村国保への財政支援、特養など介護施設の増設、介護保険利用料軽減策への支援、社保の乳幼児医療費窓口無料化への支援などへはまったく冷たい姿勢を続けています。「財政事情がきびしいなか、大型事業は進めるので県民の暮らしへお金は回せない」というに等しいものです。

 原発再稼動問題でも、その根拠がまったくといっていいほどくずれているのに東電に対してきっぱりとした姿勢がとれていません。

 あらためてさまざまな分野の現場から要求・要望をまとめ、県民の暮らしとふところ優先の県政へ変えなければなりません。
 
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