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かけはし >>> 2003年 >>> 2003年12月13日記 憲法・・・なんども憲法 |
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なんども憲法 |
11月29日に福島市で青年劇場による「真珠の首飾り」を観劇し、翌30日に「平和とくらしを守るいわき革新懇話会」での川村俊夫さん(憲法会議事務局長)の話を聞きました。 「真珠の首飾り」は、1946年2月4日から日本国憲法の原案が誕生する9日間を描いた演劇です。舞台はテーブルを囲む会議室で、20数人のメンバーが、これからの世界が進むべき道をさし示す憲法にしようと、熱心に討論する実話に基づいています。ジェームス三木さんの作品で、初演は1998年でした。 舞台装置はテーブルとイスだけで、飛んだりはねたりする派手な場面はいっさいないのに、ぐいぐいと引き込まれました。主役は当時22歳のベアテ・シロタ・ゴードンさん。彼女は少女時代を日本で暮らし、日本女性のあまりの無権利状態をまのあたりにしていました。世界の憲法を調べ、その潮流をくみ取ろうとした熱意は、全面的には採用されなかったものの、現在の14条や24条に結実しています。 さらに、世界から戦争の火種をなくしていくための憲法にしようとの全員の思いが一致する場面は、感動的ですらあります。 国民が天皇の家来(臣民)であった明治憲法から大きく変える意思がなかった当時の政治家が、この憲法を「押し付けられた」と感じたことは間違いないと思います。しかし、大部分の国民は歓迎したのです。1946年5月27日の「毎日新聞」世論調査では、「戦争放棄」に賛成70%、「象徴天皇制」に賛成85%でした。 私はあらためて、世界に誇るこの憲法が「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(97条)であることを自覚し、私たち自身の「不断の努力」(12条)で、今こそ活かすときだとの思いを強くしました。 |
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