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かけはし >>> 2003年 >>> 2003年10月10日記 首都機能移転・・・首都機能移転誘致を再びただす

首都機能移転誘致を再びただす
 10月7日の企画環境常任委員会で、首都機能移転誘致を再び取り上げました。

 今回は、「国会等移転法」第22条(*)に照らして、県としては実情をどう認識しているかを問いました。すると当局担当者は、「国会において今後特別委員会が設置され、審議されるのでこれを見守りたい」とのこと。実情の認識を示すことはありませんでした。

 そこで、「国民の合意がないことは説明を要さず、効果が明らかでないことにお金を使わないことは社会経済情勢から一般常識であり、東京都と比較する相手がないので比較できない。法に照らせば、移転の意義は失われているのではないか」と問うと、「移転の意義はますます高まっている」と、実情認識も根拠もない答弁。

 「一極集中の是正の効果もなく、また防災面でも東京圏内の施設などの活用やその集積を生かし、東京に震災があった場合のバックアップの体制を整えるべき、との議論がされている。県はいったん立ち止まり、首都のあり方を県民に問う姿勢をとる時期だ」と迫りました。

 自民党の委員から、「県議会として首都機能移転にかかる特別委員会を設置していることを承知なのか」と、この問題に反対するのは許されないかのような発言がありました。
 
(*)国会等の移転に関する法律第22条「審議会の答申が行われたときは、国民の合意形成の状況、社会経済情勢の諸事情に配慮し、東京都との比較考量を通じて、移転について検討されるものとする」
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