かけはし　>>> ２００３年　>>>　2003年9月14日記　九条・・・いよいよ9条廃止へ

いよいよ9条廃止へ

国民の強い平和意識に支えられ、憲法9条は生きています。日本で生きているだけでなく、イラク戦争の前には、戦争では何も解決しないと、一千万人の世界の人々がアメリカの軍事力に対抗して立ち上がりました。 　「憲法9条の基本的な思想が世界化している」(小森陽一東大教授)のです。 　一時、改憲をねらう人たちは、9条の正面突破は無理と見て、やれ「環境権やプライバシーなど新しい人権がもりこまれていない」、やれ「首相のリーダーシップ強化のためには首相公選制」という理由をもち出し、ともかく「憲法改正」の世論をつくり出そうとした感があります。 　ここにきて、本丸の9条敵視が露骨です。自民党総裁選の最中に4人の候補はそろって「9条改憲」を主張しました。 　ある閣僚にいたっては、「自衛隊は違憲である。合憲とするために憲法を変えるべき」と言い放ちました。 　 　世界の人々が、軍事によらない平和を願う大きなうねりの中にあることを、彼らはまったく気づいていません。 　総選挙での大きな争点になることは間違いありません。 　「いつまで続ける　アメリカいいなり」、おおもとから政治を変えましょう。

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