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かけはし >>> 2003年 >>> 2003年8月10日記 平和・・・核兵器廃絶の転機へ

核兵器廃絶の転機へ
核兵器は人類と共存できません。

 広島で原爆が炸裂したとき、爆心地での熱線は3000〜4000度、爆風は秒速440m、これらによるだけでも一瞬にして多くの命が奪われ、そのうえふりそそぐたくさんの放射線を直接浴びた人はほとんどなくなりました。生き残ったかたも、身体的ばかりか精神的にも苦しみ続け、子どもや孫たちにも同じ苦しみを強いているのが核兵器です。

 私は11年前、広島のある病院で、被爆者から被爆体験を聞きました。それまでの47年間、誰にも言えなかったと言って、涙を流しながら、それなのにほっとしたような笑みを浮かべながら語ってくれました。

 核兵器はこの人を、被爆当日から47年間苦しませ続けたのです。

 8月6日、広島市長は、「いささかでも戦争や核兵器を容認する言辞は弄せず、戦争を起こさせないために、また絶対悪である核兵器を使わせず廃絶させるために、日常のレベルで祈り、発言し、行動」しようと「広島平和宣言」を読み上げました。

 8月9日、長崎市長は、「若い世代のみなさん」に対して「今世界で起こっていることに目を向け、平和を実現するためにできることを考え、互いに手を取り合って行動しましょう」と「長崎平和宣言」を読み上げました。

 核兵器を廃絶する決断をくだすのは、核兵器を作る学者や技術者ではありません。政治家です。その政治家を動かす、あるいは生みだすのは、各国の一人ひとりの国民にほかならないと思います。

 核兵器廃絶の道が遠のいたわけではありません。私たちが廃絶への転機を創り出しましょう!   
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