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かけはし >>> 2003年 >>> 2003年7月29日記 防災・・・宮城県北部連続地震に思う

宮城県北部連続地震に思う
 7月26日未明(政府与党がイラク特措法を強行採決したその時間帯)に震度6弱の地震が起きて以降、宮城県北部を震源とした地震が連続して起こりました。

 幸いにも、死者がなかったものの、多くの住民のみなさんが被災されています。心からお見舞い申し上げます。

 日本列島は、太平洋プレート・フィリピン海プレート・ユーラシアプレート・北米プレートの4つのプレートの出会いで圧縮され、岩盤にストレスがたまり、その解消のために地震が起こります。まさに地震列島になっています。

 下の表を見てください。

    (間隔)
1633年      1943年 鳥取地震
1703年 70年   1944年 東南海地震
1782年 79年   1945年 三河地震
1853年 71年   1946年 南海地震
1923年 70年   1948年 福井地震

 左の表は関東大震災が繰り返されている間隔を示しています。今年は1923年から80年目です。

 右の表は、1000人以上の死者を出した地震です。1943年から60年目の2000年には鳥取県西部地震がありました。

 規則正しく地震が起きるわけではありませんが、こうして見ると、地震に強い街づくり、耐震構造の学校など防災のための施設を充実させる公共事業にこそ、税金をつぎ込む行政が必要ではないでしょうか。
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