かけはし　>>> ２００３年　>>>　2003年7月8日記 首都機能移転・・・首都機能移転支出は中止すべき

首都機能移転支出は中止すべき

7月2日の企画環境常任委員会で私は、首都機能移転にかかわって、この間、中央省庁のどこがどれだけの事業費で建て替えられ、また計画されているか、そして県は首都機能移転関連でこれまでいくら支出しているかをただしました。 　中央省庁建て替え資料については翌日、委員全員へ配布されました。これは全体がわかる資料ではありませんが、いずれにせよ、こうしたことをしながら首都を移転するなどということは壮大な無駄づかいというほかにありません。 　首都機能移転のために県が支出した金額は、昨年度まで7億2,205万2,000円、これに今年度予算6,574万6,000円を加えると7億8,779万8,000円。 　5月28日には衆院国会等移転特別委員会が、事実上の白紙撤回ともいえる「中間報告」を出しましたが、佐藤知事は、「移転の実現へ向けて粘り強く取り組んでまいる」(6月24日の県議会での知事説明)としています。 　7月4日には、県市民オンブズマンが、「首都機能移転のための出費は浪費」であり、「支出差し止めを勧告」すべきとして、県監査委員へ住民監査請求書を提出しました。 　県はきっぱりと、支出を中止すべきです。

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