かけはし　>>> ２００３年　>>>　2003年6月30日記 有事法制・・・隣組を有事法に組み込め?

隣組を有事法に組み込め?

6月29日、平市民会館大ホールで「第37回いわき市消防幹部大会」が開かれました。 　国会議員、県会議員、市会議員や関係者が来賓として呼ばれました。 　問題なのは、国会議員として来賓あいさつした、いわきから出ている衆議院議員の話の内容です。 　「今国会で有事法が可決された。わたしは質問で新しい隣組制度を創設するよう政府へ要求した。防火・防災は地域のきずなである隣組が基本だと思う。しかし官房長官はこれを受け入れなかった」。こういう趣旨のことを話しました。 　戦争という、国による最大の人権侵害と、災害対応とを意図的に混同させたうえ、侵略戦争を推進するために住民相互監視の役割を持たされた隣組のような制度を要求したことを堂々と語る。 　こうした人物を国会議員にしておくわけにはいきません。 　こうした事実をあますことなく住民のみなさんへお知らせするとともに、平和は「ある」ものではなく「国民が主体的に創る」ものであることの大切さをあらためて痛感しました。

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