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かけはし >>> 2003年 >>> 2003年5月29日記 憲法・日本から世界へ平和の発信

日本から世界へ平和の発信
 選挙中からず〜と訴え続けたことに「平和を貫く姿勢」があります。アメリカが国際法を無視してイラクを侵略したことが直接のきっかけでした。

 私がどうしても言いたいのは、「日本は世界へ平和を発信する責任がある」ことです。そしてその根拠は日本の憲法にあることです。誤解を恐れず言うと、日本共産党の政策に根拠があると言ったためしは一度もありません。

 「世界へ平和を発信する日本の責任」がなぜあるかといえば、平和を追求する点で、日本の憲法は国連憲章の一歩先を行っているところにあります。

 1945年6月に署名された国連憲章は、戦争を禁止し、国際紛争を解決するための武力の行使だけではなく、武力の威嚇も禁止しました。ここまでは日本の憲法も同じであり、これが「国際的ルール」となっています。アメリカはこのルールをいとも簡単に破ったのです。中国やフランス、ドイツ、ロシアなどはこのルールを破るな、と主張し続けました。

 さて問題は、国際ルールで禁止されている武力の行使・武力の威嚇の根源はなにか、ということです。深く考えなくても、それは武力を持つことです。

 1946年11月に公布された日本の憲法は、武力そのもの(戦力)を禁止しました。さらに付け加えると、武力の行使・武力の威嚇は、国連憲章では「慎まなければならない」(shall refrain)という表現ですが、日本の憲法は、「永久に放棄する」(forever renounce)ときわめて強い。日本の憲法の先駆性は明らかです。

 1945年6月と1946年11月の間には、日本への原爆投下、そして日本の敗戦があります。この体験と戦争への徹底した反省が憲法のこころに生きています。「武力を持たず、ほかの国々と積極的に友好関係を築き、紛争はあくまでも平和的手段を追求する」、この憲法のこころを私たち国民の大多数が共有すれば、有事法制の制定あるいはその発動を許さないことができます。

 憲法のこころを本当に活かすため、学び、ともに行動しましょう。
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